『橘姓斑目家の歴史 古代・中世編』
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313第13章 ここが斑目四郎の居館だった?「秋田市南部の虚空蔵大台滝遺跡で、清原氏一族が支配していたと考えられる11世紀後半の柵や空堀を備えた大規模な城跡が見つかったと同市教育委員会が発表した。清原氏は奥州藤原氏につながる豪族で実態は謎が多いことから、その解明の一助となると見られる。城跡は台地にあり、東西約450m×南北約300m。最も高い部分に建物の柱穴跡が多数あり、柵列で囲まれていた。また、深さ2mの空堀もある」新聞はスペースが限られているため、記事はこれだけで終わっている。同市教委の資料を使って、もう少し詳しく紹介しておこう。――『虚空蔵大台滝遺跡』は2004年5月から半年間、主要地方道秋田御所野雄ゆう和わ線「秋田空港アクセス道路」整備事業に伴って実施した事前調査(調査面積6,500平方メートル)で発掘された。大規模な空堀・切きりぎし岸、かわらけ・灰かいゆう釉陶器などの出土状況により、主として平安時代後期から中世にかけての城館と見られている。――平安時代後期は、横手盆地の清原氏が前九年合戦(1051~1062年)や後三

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